京の伝統野菜万願寺唐辛子1号

以前から何度か書いてますが、

京都では、ピーマン作ってる人がすごく少なくて、

ほぼ万願寺唐辛子なんですよ。

 

夏野菜っていえば、トマトとかナスとかありますけど、

それについで必ず作るのが万願寺唐辛子っていうぐらい。

 

京都の人は子供の頃から万願寺で育ってるので

気づいてない人が多くて、

京都から出ると、万願寺に出会わないんですよね。

出てくるのはたいていピーマン。

 

それに京都人は驚くわけですが・・・

 

私も京都亀岡に移り住んで7年経ちますが、いつのまにか万願寺唐辛子を作るようになっています。(祝)

 

そして夏になるとですね、

 

朝食にパン(これも不思議ですが、京都はお茶お茶言うてますが、パン文化なんです。)

トーストに万願寺刻んだやつをのせて、チーズのせて、ピザみたいなんがうまいんですよ!

普通に使える野菜。

 

さらに言うと、万願寺唐辛子、とうがらしって何度も書いてますが、

まったく辛くないんです。

むしろさわやか!

 

苦くもないし、辛くもない。そのため色々な料理に使いやすいんです!

 

そんな万願寺唐辛子作りはじめて2年目で、NOFでも自家採種がスタート。

なんで自家採種すんのかっていうと、

京都で出回ってる万願寺唐辛子の苗は、万願寺1号言うて、(2号もある)

選抜がほぼされてない昔ながら品種。

農家さんたちが、独自に採種を続けてきたやつが回って回って出回るようになったんだと思います。

なので、亀岡で育つ品種に選抜をしていかないとうまく育たないやつが出てくるんです。

特に真っ黒になるやつですけども。

 

昨年は、MIXでいろいろな系統を選抜。

今年は、少し色素にこだわって選抜をしてみるつもりです。