「播種から収穫までのおよその目安」

 8月下旬盆過ぎ~9月20日までの露地播種→約30日~35日で収穫サイズ(25センチ~30センチ)

伸びるのが早いので、一気にまかないこと!順番に播種して下さい。

 

 9月20日~10月10日までの露地播種→約40日~70日で収穫。

10月に入ると1日で、収穫がずれますのでご注意下さい。

神主谷冬菜

「栽植密度」

 神主谷冬菜の種まきはクリーンシーダーで行いました。株間は10センチ、条間20センチ、ロールはY-12を使用しています。

 

 うちのクリーンシーダーの調整では、10センチ間隔に2粒ずつ種が落ちます。これだと間引き作業なくガッチリめの冬菜が作れます。

 

 あまり混み合うと軸が細く、とても折れやすいです。作業性も考慮してがっちりした冬菜の生産をお薦めします。


神主谷冬菜

「施肥」

 1月収穫を行う場合、施肥に注意して下さい。施肥が遅れて初期生育が良くないと伸びません。今回は、残肥があったので追肥で調整しましたが基本は元肥中心で窒素量で20kg/10aを目安に計算して下さい。条間に有機質肥料を施す場合、少しでも土に混和した方が効き目があります。

 

「管理」

草取りはこまめに行なってくさい。冬場なので年内をしっかり防草しておけば、後は冬菜が覆うので容易だと思います。また、冬場のビニールハウス、露地のトンネル栽培なので日中は換気をしっかり行い、風通しを良くしてください。

神主谷冬菜

「出荷サイズ・規格」

 収穫サイズ背丈25センチ~35センチ、重さ200gです。

 軸周りが痛む場合がありますので、調整時に取り除いて下さい。

また、ほぼ形質的には固定していますが必ずと言って分離とういう現象が起き、冬菜ではなく水菜?という感じのものが出ます。明らかに葉の形容が違う場合は出荷せず取り除いて下さい。