畑にいる虫-畑の夜間警備員=オサムシ類

オサムシ

写真引用元:

http://hokudaimushiken.blog67.fc2.com/blog-entry-51.html

北大昆虫研究会さんのホームページより

 

 

オサムシを見ると、研修していた頃に土壌動物と畑の関係について興味を持ち、

いい役目をしてくれる虫を探していたのを思い出します。

 

捕まえるには引用させていただいた写真のように、畑に穴を掘って、コップを埋めておきます。

 

オサムシは基本、夜行性なので、次の日の朝に回収に行けば落ちてます。

(ピンホール・トラップと呼びます。)

 

さて、このオサムシ類ですが、どんな役目をしているのかということですが、

 

有名なところで、マイマイカブリ。カタツムリを中に入って食べます。

 

畑では、カタツムリやナメクジがいるので、出会うと捕食するようです。

 

他には、ミミズ、ムカデ、イモムシ類なども捕食します。

 

ミミズを食ってるところを見かけることが多いので、ちょっと困りますが、

 

オサムシ類たちは、夜に徘徊する警備員といったところです。

 

怪しいやつも良いヤツも、夜に出回るやつは容赦せず警備します。

 

ごくろうさまです。

 

ちなみに、オサムシを食べるやつは、鳥です。そして寄生するカビや線虫がいるようです。

 

死んだ死骸を食べるのは、オサムシ類のシデムシもいます。

地球上が綺麗でいれるのは、こいつらのおかげかもしれません。